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<実は身近にひそんでいる…?~性暴力・性被害~> 

2026年7月1日

性暴力や性被害と聞くと、ニュースで見かける言葉のように感じ、あまり身近に思えない方もいるかもしれません。けれども、性別や年齢にかかわらず、パートナーや友人、職場での人間関係など身近な間柄でも起きる可能性があるのです。厚生労働省によると、望まない性的な行為は、すべて「性暴力(=性被害)」であり、重大な人権侵害に当たるとされています(出典:厚生労働省 困難な問題を抱える女性を支えるあなたのミカタ https://anata-no-mikata.mhlw.go.jp/column/seihigai/)。さらに、近年SNSの普及により手軽に様々な人と出会える時代だからこそ、見知らぬ相手から突然被害を受ける可能性もあります。 

たとえば日常生活のどんなことが性暴力・性被害にあたるでしょうか? 

セクシュアルハラスメントや痴漢、盗撮などは性被害としてイメージしやすいかと思います。ほかにも、前回のDVコラムで紹介したように、パートナーから性行為を強要されたり、避妊に協力してもらえなかったりすることも性暴力です。また、昨今話題となっているパパ活や売春などの性的搾取や、SNSを利用して性的な写真や動画を送らせたり、拡散すると脅したりすることも、実は性暴力の一つです。 

もし被害にあったとき… 

性暴力は、受けた側が「自分が不用心だったから。隙があったから。」と、ご自身を責める気持ちがわいてくることも少なくありません。これによって、もし性暴力かもしれないと思っても、相談してもいいのか悩んでしまうこともあるかもしれません。 

被害にあうと、怪我や望まない妊娠の恐れなど体へのリスクだけでなく、心にも大きな影響を及ぼします。人と会うのが怖くなったり、涙が止まらなくなったり、眠れなくなったりなど、トラウマ反応があらわれることがあります。こうした、いつもと違う体や心の変化に気づくことがとても大切です。 

その気づきをきっかけに、状況に応じて警察への相談や医療機関への受診、法律相談、カウンセリングなど、さまざまな支援につながることができます。 

全国共通ダイヤル「#8891」を通じて、「とちぎ性暴力被害者サポートセンター(愛称:とちエール)」につながります。とちエールでは、医療的支援、警察への捜査関連支援、法的支援、カウンセリング等の心理的支援などの相談が可能です。 

また、警察の相談窓口“性犯罪被害相談電話「#8103(ハートさん)」全国共通ダイヤル”も、性犯罪、性暴力の被害に遭われた方が相談できる場所です。 

こちらのLINE相談でも、性被害に関して悩んでいることを整理したり、どういった支援が必要か一緒に考えたりすることができます。 

今回紹介した窓口は、「だれかに話した方がいいのかな」「相談していいのかな」と悩んだ時にも活用いただける相談先です。ぜひお一人で抱え込まずに相談してくださいね 。